「γ-GTPが高い」と言われた場合、
原因のほとんどはお酒か脂肪肝です。
ですが、数値によっては
肝炎や胆石症など
見逃してはいけない病気が隠れていることもあります。
「様子見でいいのか、それとも病院に行くべきか?」
この記事を読めば、判断できるようになりますよ。
そもそもγ-GTPとは?
γ-GTPは、肝臓や胆道(胆汁の通り道)に関係する酵素です。
この数値が上がる=肝臓に負担がかかっているサイン!!
γ-GTPが高くなる主な原因
① お酒(最も多い原因)
お酒をよく飲む人は要注意です。
アルコールは肝臓で分解されるため、飲みすぎるとγ-GTPが上昇します。
✔特徴
- γ-GTPだけ高い
- 禁酒すると下がることが多い
② 脂肪肝(かなり多い)
最近とても増えている原因です。
γ-GDP=お酒が原因と思っている人も多いので、お酒が飲めない人が健診などでγ-GDPで引っかかると
「なんで~!?」となりますよね。
しかし、脂肪肝が原因であることは、驚くほど現代人に多いのです!!

✔ 原因
- 食べすぎ
- 運動不足
- 肥満
肝臓に脂肪がたまることで、肝臓に負担がかかるので数値が上昇します。
✔ ポイント
→ 自覚症状ほぼなし
→ 健診で初めて気づく
③ 肝炎
ウイルスや薬の影響で肝臓が炎症を起こす状態。
✔ 代表例
- B型肝炎
- C型肝炎
✔ 特徴
→ AST・ALTなど他の肝臓に関する検査数値も一緒に高くなる
④ 胆石症・胆道の異常
胆汁の流れが悪くなることで肝臓に負担がかかるので、γ-GTPが上がります。
✔ サイン
- みぞおちの痛み
- 食後の不快感
胆道が詰まったときには、右上腹部からみぞおちにかけて、差し込むようなキリキリとした激しい痛みがあるのが特徴です。

⑤ 薬やサプリの影響
意外と見落とされがちですが薬剤が肝臓に負担をかけてしまうことがあります。
肝臓に影響が出やすい薬は・・
- 抗てんかん薬(フェニトイン、カルバマゼピンなど)
- 精神安定剤・睡眠薬(バルビツール酸系など)
- 抗菌薬・抗生物質
- 消炎鎮痛剤
- サプリメントや健康食品(肝臓に負担をかける場合がある)
突然γ-GTPだけが高くなった場合、服用している薬の影響の可能性がありので要注意です。
特に、新たに飲み始めた薬で起こることが多いので、飲んでいる薬の情報は必ず医師に伝えましょう。
放置していい?危険なライン
こんな場合は要注意!!
- γ-GTPが100以上
- AST・ALTも高い
- 強いだるさや高熱がある
- 皮膚や白目が黄色い(黄疸)
この場合は早めに医療機関へ
γ-GTPを下げるためにできること
今日からできる改善法
✔ 禁酒 or 休肝日(週2日以上)
✔ 体重を少し落とす
✔ 脂っこい食事を減らす
✔ 軽い運動(ウォーキングなど)
特に「脂肪肝」は生活改善で改善可能です!
よくある疑問
Q:γ-GTPが高い=重い病気?
👉 必ずしもそうではありません
多くは
- お酒
- 脂肪肝
が原因です。
まとめ
γ-GTPが高い原因は主にこの4つ👇
- お酒
- 脂肪肝
- 肝炎
- 胆石症
多くは生活習慣で改善できますが、
数値が高い場合は放置しないことが大切です。
参考文献
厚生労働省:健康日本21アクション支援システム ~健康づくりサポートネット~「γ-GT」
竹 原 徹 郎(独立行政法人 労働者健康安全機構 関西労災病院 病院長:「肝臓病の診断と治療」


コメントを残す